
今まで続いていた物事を終わりにする
使用したものを元の場所に戻す
の意で使われる言葉
【仕舞う】(しまう)
「仕」という字は、
仕える、仕事をするなどの意味を持つ言葉。
「舞」という字は、
手足を動かして踊る、取り扱う、励ますなどの
意味を持ちます。
”終わりにする”という意の「しまう」に
「仕」はともかく、なぜ「舞」という
ポジティブな漢字があてられたのか?
舞 という字の成り立ちにその訳が
あるようです。

日本舞踊協会HPによると
舞や踊りは神話の時代、
神に捧げるものであり
祈りの一つの形であり
神と交流するための原始的なもの
として生まれたといいます。
舞うことによって神に幸いを求め
無いからこそ他から求める…
人は舞って祈りを捧げてきました。
舞うという字は
「無」と「舛」を組み合わせています。
無 は踊る人の形を表していて、
衣の袖に飾りをつけ、袖をひるがえして
踊る人の姿だといいます。
舛 は踊る足の形を表し、
無の下に組み合わせ躍動感を演出して
います。

※神楽を舞う竃炭治郎の父フィギュアと
比べてもこの通り!
踊る姿だけではそれは静止画。
しかし足を付け、より動きを与える
ことでダンスをしている動画かの如く
読み取ることもできます。
無いものを求め(目的)
ダンスをする(結果)
切なる行為を表す漢字だといえます。
つまり「仕舞う」には
終わりにさせるというネガティブな
意だけでなく、片付け次へ進むという
ポジティブな要素を持ち合わせると
舞 という字には感じられます。
常用漢字表外の読み方ですが
終う(しまう)とはニュアンスが
全く異なるように思うのです。

これは、事業を営む我々にとって
売上や利益といった数字も同様。
無いものを求め
強引に奪い合う のではなく
祈りを捧げるかのように
華麗に舞う べきでは?
でも、僕らが舞を捧げるのは
神様 ではなく 世間様。
どんな舞を捧げるのか?
舞の質を競い合い
舞の質を高め合う
これが正しい営業の姿では?・・・
\決めました!/
milkshopDELIを運営する
弊社の今年の漢字一文字は

舞 です。
右肩上がりの高度成長期に
生まれ育った僕ですが、
社会に出た途端にバブル崩壊!
失われた30年と揶揄される
デフレ経済下の日本で、
負けるもんか!もっと、もっと!
とやってきましたが
もうそれは、御仕舞いにします。
勝てるはずもない奪い合いで疲弊
するより、うち独自の舞を磨き
お客様に・世間様にその舞を捧げる。
売上が足りない・・・
利益が足りない・・・
経費が足りない・・・と
自分ではコントロールできない
物価高等の社会情勢に構ってる
暇があるなら
自身の舞を磨き上げる

そのためにも仕舞い続け
簡素を極める!
Simple is Best!
そんな年にしたいと思います。

2023年もよろしくお願い致します。
では、また

(代表:倉元靖武)
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