知らなきゃ損!この違い
「これ、飲んでも大丈夫?」
宅配会員のお客様によく聞かれます。
つい飲み忘れ、しばらくして自宅の
冷蔵庫で発見された乳製品。
賞味期限を過ぎているため、飲んでも
大丈夫かを僕に確認するのです。
「立場上、大丈夫とは言えませんが
僕は気にせず飲んじゃいます!」
と、決まって返答するのですが
この問いにいつも悩まされます…
乳製品は
安全に飲める期限「消費期限」ではなく
おいしく飲める期限「賞味期限」で
表示されています。
だから多少期限を過ぎたとしても
飲んだら危険!ということはなく
でも、何かあっても責任をとれない!
という売り手としての立場上、
そう言うしかないのですが…
なんか、情けない ( -_- |||)
もっと気の利いた言い方はないのか?
保身に走らず、正確かつより親切な
ご返答・アドバイスはできないものか?
と、調べました。
そこで、今回は
賞味期限と消費期限の違いを
簡潔にまとめてある
山形県のホームページを引用し
正しく理解したいと思います。
これによると
消費期限 とは
過ぎたら食べない方がよい期限。
食べられる量を購入し、期限内に
食べきりましょう。
とのことで
賞味期限 とは
おいしく食べることができる期限。
表示の保存方法により保存していれば、
期限を過ぎてもすぐに食べられなくなる
わけではありません。
見た目や臭いで個別に判断してください。
とのこと。
農林水産省の資料を用い
こんなイメージ図で解説も。
これは、わかりやすい!
\(^o^)/
この図がちゃんと理解され
消費者の皆さんに浸透していれば
お客様は心配することなく
食品ロスも削減できるのでは
ないでしょうか。
でも、なんで
「消費」と「賞味」の違いは理解されず
混同されてしまうのでしょう?
ウチのパートさんでも「しょうみきげん」
って漢字で書いてみて!というと
「消味期限」なんて…(^^;
かつては、製造年月日の表示だけで
期限表示が導入されたのは40年前ほど。
消費と賞味に別れ表示されるように
なったのは、たった30年前。
意外とその歴史は古くないのです。
さらに、
賞味期限は「品質保持期限」とも
呼ばれているため
「保持」の反対語は「放棄」ですから
保持期限を過ぎたら、製造メーカーは
品質を放棄しかねないイメージも。
こうなると途端に不安に…
なので
お客様も乳製品は賞味期限とはいえ、
その日付の期限を過ぎれば不安になり
お問合せ頂くのではないでしょうか?
「賞味期限を過ぎたけど
これ飲んでも大丈夫?」
との問いに、これらを踏まえた
僕の立場の模範解答は
「賞味期限は『おいしく飲める期限』
ですので飲んでも大丈夫です。
しかし、いつまで飲めるかは
わかりません。見た目や臭いで
個別に判断してください。」
になるのでしょう…
でも、これでいいの?
消費者が知りたいのは
期限を過ぎても食べて大丈夫か?だ!
おいしく食べられる期限
なんて聞いちゃいない。
手元にあるこの食品が
飲めるのか?飲めないのか?
パッケージに表示してある
期日を過ぎた今、飲んでも
大丈夫なのか?
これを知りたくて僕に聞いてくる。
つまり、お客様が知りたいのは
【消費期限】だけでは?
日持ちする食品も
傷みやすい食品も
ぜーーんぶ「消費期限」!
製造から何日持つかは
その食品次第なのだから、
製造者としてこの日までは
食べることができますよ♪
という期限だけを明記する!
これだけで
食品ロスを減らすことができ
食の安全安心がより増すのでは?
と、思うのです。
政府の仕事は
国民の生命と財産を守ること。
聞けば、
外圧によって生まれたという
賞味期限と消費期限。
僕には考えが及ばない事情も
あるのでしょうけど
食の安全安心を担う一端として、
消費者にとってのわかり易さも
この複雑さを極める社会には
必要だと思いますよ。
【まとめ】
★乳製品に表示される期限は「賞味期限」
★「賞味期限」とはおいしく飲める期限
★「賞味期限」を過ぎてもまだ飲めます
★でも、いつまで飲めるかは皆さん次第
★見た目や臭いで独自に判断するしかない
やっぱ、賞味期限なんか
なくなりゃいいのに…
健やかで住みやすく生きやすい
社会を目指したいものです。
では、また
(代表:倉元靖武)
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