1%になる見込みです。
実際に実施されれば、
消費税導入以来初めての減税!
果たしてどうなるのか?
考えてみました。

消費税といえば、約20年前
残高不足で引き落ちず
車で40分かけ税務署に直接納付しに
行ったことがあります。
「わざわざご足労頂きありがとうござます!」
と、職員さんは
丁寧に対応してくれたのですが、
「それでは引き続き延滞税をお支払いください。」
と涼しい顔していうのです。
ウソ━━Σ(-`Д´-;)━━ ン! !
ルールだから仕方ないけど
時間とガソリン代をかけ税務署に出向いたのに…
納付が1日遅れただけなのに…
数万円の延滞税を支払った
苦い思い出があります。
消費税は厳しい…
高い授業料となりました。( ; _ ; )
でも考えてみたら
消費者の皆さんから預かったお金なのだから
適切に管理しちゃんと納税しなきゃいかん!
そう理解し、以来当店では税別会計を採用。
消費税額分は別財布で管理しています。
しかーーし!
この度、衝撃の事実を知ってしまいました。
消費税はお客様からの預かり金
じゃなかった!のです。(;°-°;)))
消費税を納める義務は、
消費者にはない。
消費税を納める義務があるのは事業者であり
消費者は買い物をした時に納税していない。
消費税は価格の一部であり、消費者は事業者が
上乗せした価格の一部を含む総額(販売価格)
を払って買い物をしているだけ。
これが
法律上の消費税の建付けだといいます。
となると
食品の消費税が1%に減税されても
それは
事業者が支払う税金の率が下がるだけ。
事業者がどんな値付けをするかは
国は関知しないので販売価格は
きっちり7%分下がるとはいえない
ことになります。
つまり、法の建付けでは
〔本体価格+消費税〕
という概念自体がないと考えられ
消費者が購入時に支払った販売価格から
後にまとめて事業者から徴収しているのです。
確かに、納税申告書を見ても
いわゆる”税込”の売上総額から
逆算して納税額が計算されます。

ウチは牛乳屋なので、
基本的に消費税は軽減税率の
8%です。
ですので、仮に
売上が、108万円だとすると
消費税額は、8万ってことに。
〔本体価格+消費税〕
だと思い込んでましたから
消費税率は8%に見えますが
消費税は「預かり金」ではなく
事業者の「売上」から計算されるため
8万円÷108万円=7.4%!
(;-ω-) ドウイウコトダ…
繰り返します。
消費税は消費者に納税義務はなく
事業者が売上から納める税金。
その算出方法は
売上金額×7.4%
なのに、消費税率8%!?
訳わからなくなってきました… (◎_◎;)
これが「消費税」という名ではなく
実態に即した「売上税」だったら
なんとなくわかり易いのでは?
食品を販売したら、その販売額から
7.4%の売上税を納税せよ。
この税の是非はともかく
シンプルでわかり易い。
総額表示義務も納得いきます。
が!
インボイス制度がさらに事態を
複雑にし混乱させることになるのです。

建前上、
と言った方がいいのでしょうが
「税別価格」「本体価格」は存在しない
かのように思われたこの税制。
インボイス制度の登場により
販売価格から消費税を差し引いた
「税別価格」「本体価格」が
姿を現し始めるのです!!!
インボイスの鉄則
「消費税の端数処理は
1回の取引で1回だけ」
インボイス制度では
1つの請求書(または1回のレシート)の中で
消費税の端数処理(円未満の切り捨てなど)を
していいのは『1回だけ』という
厳格なルールがあります。
( ゚Д゚) ハァ?
消費税の端数処理?
何に消費税率を掛けるの?
やはり存在していた「本体価格」。
〔本体価格+消費税〕
ならば、食品の消費税率は8%です。
大変失礼しました。m(__)m
となると、総額表示である
税込価格だけの表示は混乱するのでは?
せめて
150円(税込162円)
↑ ↑
本体価格 税込見込み
とかにしておかないと
わかり易くお買い物できません。
なんならもはや
消費税は消費者からの「預かり金」
ってことにしてしまえばいいのに…
その方が減税効果は見込めるのでは?
〔本体100円+消費税8%〕税込108円
4月から ↓
〔本体100円+消費税1%〕税込101円
物価高から家計を守り、
生活の負担を軽くするには
一定の効果が見込めそうです。
が!
一方で、事業者の倒産が懸念されています。

消費者からの預かり金ではないのに
◆赤字でも徴収するゾ!
◆借金してでも払え!
という、事業者にとっては
鬼のように恐ろしい消費税。(((;°-°;))))
“利益” から「法人税」を払っているのに
“売上” からも「消費税」が徴収されます。
消費税の支払いのために
従業員を解雇せざるを得なくなった
中小企業の話も聞きます。
どうせ
泣こうが喚こうが取られるなら
法の建付けがどうであろうと
預かり金として別にしとくべき
だと思うのです。
インボイスのおかげで
〔本体価格+消費税〕と計算するなら
「本体価格」で採算が合うよう価格設計
しておけば痛みはないはず。
総理は
「適正な価格に転嫁
すべきなんですよ。」
と述べました。
ここで間違っちゃいけないのは
原材料・エネルギー・人件費…の高騰を
転嫁すべきは「本体価格」。
これを「税込総額」で考え
消費税も含め価格設計してしまうと
後の支払いに支障をきたす恐れが!
消費者にとっても、
減税効果は失われかねません。

だからウチでは
本体価格(税込価格)の表示で
税別会計をしているのです。
しかし、
税別会計にも落とし穴があります。
4月の減税が実現すると
売上の消費税は1%になり
預かる消費税額も減額されます。
仕入も1%になり
(株)明治の請求書を見る限り
消費税7%相当分の支払いは
軽くなると思われます。
しかし、
家賃・光熱費・ガソリン代・保険代等々
仕入以外で支払う消費税は10%です。
一見、仕入税額控除の恩恵を
受けられそうなのですが、
それは1年後の話。
決算後です。
それまでには一定の資金が必要となり
資金繰りが心配されます。
消費税をないことにし会計をしていると
これが見えなくなる恐れがあるのです。
帳簿上は健全(黒字)なのに
キャッシュがない!((((;゚Д゚))))
いわゆる「黒字倒産」なんて事態も
想定する必要がありそうです。
4月に備え、このややこしい消費税を
勉強し対策していて最も懸念すべきは
便乗値上げ
仕入先の(株)明治が「今だ!」と意気込み
しれっと値上げすれば「本体価格」は
変えざるを得ません…
消費税は7%下がっても
本体価格が上がって
お客様の負担は変わらない…
過去最高益更新と絶好調のmeijiですから
僕の心配は杞憂に終わると願ってます!
【最後に】
税の三原則 は
「公平」「中立」「簡素」
どれも当てはまりそうもない
消費税は「悪税」といっていいのでは
ないでしょうか?
事情に事情を重ね、継ぎ接ぎだらけで
ごっちゃごちゃの「消費税」。
「預かり税じゃない」と言い張るのなら
ここらで一度立ち止まり、見直すべきでは?
でないと
◆減税は全く効果がなかった。
◆二年後は大増税地獄
と、なり兼ねない…
これも杞憂に終わることを願ってます。
では、また

(代表:倉元靖武)
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