●2005.4

milkshopDELI 誕生。

ややこしいが
明治牛乳わたり宅配センターとmilkshopDELIという
2つの屋号をもつことになる。

明治牛乳わたり宅配センターとして市場で活動し
世の中に見せる「見世」つまりshop(店)として
この地で機能するのがmilkshopDELIと定義。

DELIとは

Deli-very (宅配)
Deli-cious(おいしい)
Deli-ght(喜び)

この3つの単語の共通する頭4文字から命名。

「おいしい乳製品を、定期的に宅配することで、美容と健康という皆様の人生の喜びをサポートする。」
という理念も表している。


この建替えが求人状況に効を奏す。
状況は一変し、人材確保は以前よりも容易にはなった。

営業チームもなんとか形づくれた

が、業績は頭打ち・・・
1,000軒の壁が大きく立ちはだかる。

覚悟を決め
一世一代の大勝負!建替えという大借金返済に加え
採算が合わない「新規開拓」という投資が経営を圧迫する。


●2005.11

この状況を、ひとりの社長との出会いが一変させる。
のちに相棒となる男との出会い。

この相棒との協働で、結果うちの宅配エリアが大きく拡大することに。

今まで、亘理町と山元町の2町のみの宅配エリアが

岩沼市・角田市・柴田町・大河原町・名取市と拡大し
仙南3市4町となる。




気がつけば5年間苦しみ続けた1,000軒の壁を突破。

多大な経費も掛かったが
掛かった分、業績もうなぎ昇り

しかし、人間万事塞翁が馬

浮かれてばかりはいられなかった・・・


●2008.4

日本の酪農を守るため、30年ぶりの乳価改定。
200ml(当時)の主力ミルクで、1本6円の値上げ。

希望小売価格が
1本110円(税込116円) ⇒ 116円(税込122円)
と改定された。

しかし、当店は変えなかった。
商品自体の価格は変えなかった。

商品自体の価格は、消費増税後の今(2014.6)でも変わっていない。

13年間、ずーーっと1本110円


これは、安易に値上げをしなかったのではなく

乳価改定を機に、本気で
【配送業】から【サービス業】への転換を図り
その覚悟を示した料金体系に踏み切った産物。

商品自体の価格と、我々が生み出すサービスの料金を
分離した恐らく日本で初の料金システム

“宅配基本サービス料金制度”
商品代金+ひと月定額300円のサービス料

“脱!牛乳屋”の本格始動の第一歩となり

サービス料金がぼったくりになっては本末転倒と
人材育成に本腰を入れることとなる。